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事業内容

汚泥

  • 作成:2026.09.07
  • 更新:2026.09.07

「汚泥の回収に対応できる業者が、この現場にはいない。どうにかならないか」――東京都新宿区のRC造新築現場から、そんなご相談が届きました。基礎工事で発生する汚泥は現場のノッチタンク(仮設の貯留タンク)に溜まり続け、狭い敷地でタンクが工事の邪魔になり始めている。一刻も早く排出したい状況です。 しかもこの案件には、モノの困難さとは別の壁がありました。排出事業者である大手ハウスメーカーJ社様の、新規取引に対する厳格な与信審査です。本記事では、光洲産業のKが問い合わせ当日中に処理先を選定し、翌日には見積もりを提示。「既存の取引先」という信頼を武器に、商流と実務の両方を間に入って解決した事例をご紹介します。

問い合わせ当日に処理先選定、翌日見積もり――基礎工事の汚泥を、大手ハウスメーカーの「与信の壁」ごと解決した事例

大手ハウスメーカー J社 様(都内RC造新築現場から排出された汚泥の回収・処理)

案件概要

【お客様】

大手ハウスメーカー J社 様(環境関連の担当部長様からのご相談)

【現場】

東京都新宿区・RC造物件の新築工事現場(光洲産業が廃棄物回収で受注済みの現場)

【品目】

汚泥(基礎工事で発生。水分が多く、泥が沈殿した液状に近い性状のためバキューム車での回収が必要)

【数量】

10トン車2台程度

【時期】

2025年末・約1か月

【スキーム】

光洲産業が間に入り、運搬会社+処分会社(脱水・乾燥・焼却等の中間処理)を手配。見積取得・契約書・配車手配・請求まで一括対応。電子マニフェスト運用

【担当】

営業・K(J社様の担当歴11年)

汚泥の対応イメージ
汚泥の対応イメージ

課題:現場の条件と「与信の壁」、二重に詰まった汚泥回収

横付けできない現場。既存業者では回収不能

汚泥自体は、建設現場では珍しい廃棄物ではありません。しかし今回の現場は条件が厳しいものでした。水分の多い汚泥のためバキューム車での吸引が必要な一方、車両を現場に横付けできず、長い給排用ホースを備えた車両でなければ届かない。J社様が普段使っている業者では対応できず、回収の目処が立たなくなっていました。

敷地の狭い都心の現場では、ノッチタンクの占める場所そのものが工程の障害になります。タンクを空にして撤去しない限り、次の工事に進めない。「すぐに出したい」というスピード要求には、現場の物理的な事情がありました。

処理できる会社はいた。しかし「契約できない」

実は、施工を担う一次下請けの会社さんが、対応可能な処理会社を見つけてはいました。それでも案件は動きませんでした。理由は与信です。J社様は新規取引における与信審査・契約承認が厳格で、初めての処理会社と契約を結ぶには相応の時間がかかります。現場は今すぐ出したい。しかし契約は今すぐ結べない――この隙間を埋められるのは、すでに取引があり、信頼のある会社だけでした。

J社様の環境関連の担当部長様から「いつもの相談」として光洲産業のKに電話が入ったのは、そうした背景からです。

光洲産業の対応:当日選定・翌日見積もり、商流も実務も間に入る

問い合わせ当日に処理先を選定、翌日には見積もり提示

Kはご連絡をいただいたその日のうちに現場担当者様と連絡を取り、廃棄物の性状・保管状況の情報を入手。当日中に処理先の選定まで終え、翌日には見積もりを提示しました。汚泥の処理先は、昔から取引のある会社をあらかじめ確保していたことが、この速度を可能にしています。なお処理先は、万一に備えて2社と契約する体制を組みました。

契約・配車・請求まで、すべて光洲産業経由

スキームは、運搬をメインとする会社に依頼し、その会社が普段使っている処分会社(脱水・乾燥・焼却等の中間処理)とつなぐ形。光洲産業は商流の間に入り、契約書の作成を運搬会社に依頼して、責任を持って排出事業者様にお渡ししました。搬出当日の配車(日時・台数)の手配も、請求書の作成まで、すべて光洲産業を通す一本化した流れです。

お客様にお願いしたのは、廃棄物の性状や保管状況といった情報のご提供のみ。与信済みの光洲産業が窓口に立つことで、J社様は新規業者の審査を経ることなく、必要な処理をすぐに動かすことができました。

価格は「上乗せ分」まで正直に説明する

汚泥は光洲産業が普段自社で扱う廃棄物ではないため、最初のご相談の段階で「通常より高くなる可能性が高い」ことを率直にお伝えしました。見積もりでは、運搬業者からの見積もりに、間に入るうえで必要な事務コストと利益を上乗せしていることも、そのまま説明しています。

お客様の反応は明快でした。「市場価格から大幅に離れていなければ、値段は気にしない。それよりスピードと、光洲産業が間に入ってくれる信頼性だ」。結果として、単価は既存業者と大きく変わらず、従来のコストと概ね同水準に収まりました。透明性を先に差し出したことが、価格交渉を不要にした形です。

法令面の確認も抜かりなく

契約した運搬業者・処分業者については、産業廃棄物収集運搬業許可・中間処理業許可の許可証を事前に預かり、内容を確認。マニフェストは、排出事業者様が電子マニフェスト対応であるため電子で運用しました。J社様の担当部長様は産廃法令に大変明るい方で、「法令を曲げてでも早く」といった要求は一切なく、適正処理とスピードを両立させる健全な案件運びとなりました。

成果:「本当に困ってたから、本当に助かったよ」

  • 問い合わせ当日に処理先選定、翌日に見積もり提示。現場を止めずに汚泥を排出し、ノッチタンクを撤去
  • 処理コストは従来と概ね同水準に収まり、価格・スピード・信頼性の三拍子でご納得
  • 以降、通常の取引に加えて「特殊案件・処理困難物の相談」が以前より頻繁に届くように

お客様からいただいた言葉は、飾らないものでした。「本当に困ってたから、本当に助かったよ」。J社様は元々光洲産業をご贔屓くださっている継続のお客様ですが、この案件を経て、自社で処理できる廃棄物以外の分野でも信頼を得ることができました。困った廃棄物が出たら、まず光洲産業に電話が来る――その流れがまた1社、強固になっています。

担当者からのメッセージ

光洲産業に許可がない品目でも、難しそうな案件でも、まずは断らずにお客様の話を最後まで聞く。何に困っていて、どこに問題があるのかをしっかり聞き出すことを心がけています。我々には幅広い知識と経験、そしてさまざまな処理先との取引があります。産業廃棄物であれば、ご相談に乗れる可能性は非常に高い。特殊なもの、聞いたことのないもの、他社に断られてしまったもの――どんな状態でも、まずご相談ください。その場でお断りすることは基本的にありません。調整・確認をして、できる限り力になり、問題を解決します。(営業担当・K/営業歴11〜12年)

汚泥・処理困難物の処分でお困りの方へ

現場の条件で既存業者が動けない、社内の与信手続きが間に合わない――処理を止める原因は、廃棄物そのものだけとは限りません。光洲産業は、処理先の確保だけでなく、契約・手配・請求まで含めた商流ごと間に入ることで、「今すぐ動かしたい現場」を止めない体制を整えます。まずは廃棄物の状態が分かる写真と現場の条件を添えて、お問い合わせフォームまたはお電話にてご相談ください。

※掲載写真はすべてイメージです。