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低濃度PCB

  • 作成:2026.09.07
  • 更新:2026.09.07

古い建物の改修工事では、図面にない「厄介者」が見つかります。都内大学の研究室改修で出てきたのは、低濃度PCB(ポリ塩化ビフェニル)を含む絶縁油入りのコンデンサー。総重量100〜200kgの重量物です。 PCB廃棄物には法律で処分期限が定められており、低濃度PCB廃棄物は2027年3月31日まで。期限を過ぎれば処分そのものができなくなり、保有し続けること自体が法令違反となります。本記事では、処分できる業者が全国でも限られるこの品目を、光洲産業のHが1か月足らずで処理スキームに載せた事例をご紹介します。

処分期限は2027年3月末――大学の改修工事で見つかった「低濃度PCBコンデンサー」を、期限内に適正処理した事例

改修工事業者 D社 様(都内大学・研究室の改修工事で発生した低濃度PCB含有コンデンサーの処理)

案件概要

【お客様】

改修工事業者 D社 様(前任者から通算15年の取引、Hの担当は2年半)

【現場】

都内大学・研究室の改修(内装)工事

【品目】

低濃度PCB含有コンデンサー(絶縁油に低濃度PCBを含む電気機器)

【数量】

コンデンサー全体で約100〜200kg

【時期】

2025年9月〜年末

【スキーム】

低濃度PCBの無害化処理に対応する処分業者(遠隔地)と、そこまで運搬できる収集運搬業者を光洲産業が手配。絶縁油の分析結果報告書を取得のうえ、現場からの取り外し作業込みで実施。紙マニフェスト運用

【担当】

営業・H

低濃度PCBの対応イメージ
低濃度PCBの対応イメージ

課題:処分先が限られ、期限が迫る「法定期限つき廃棄物」

PCBは不燃性・電気絶縁性に優れることから、かつて変圧器やコンデンサーの絶縁油などに広く使われた物質です。しかし人の健康・環境への有害性が確認され、現在はPCB特別措置法により処分が義務付けられています。低濃度PCB廃棄物の処分期限は2027年3月31日。期限内に、国の認定等を受けた無害化処理施設で処理しなければなりません。

D社様は工事の施工計画段階で低濃度PCBの存在を把握しており、「これは普通の産廃では出せない」という正しい認識をお持ちでした。問題は出口です。低濃度PCBを処理できる業者は全国でも限られ、施設は遠隔地。持ち込みも自社ではできません。日頃から廃棄物をすべて光洲産業に任せてくださっているD社様は、「おたくで処分できないのは分かっているが、紹介してもらえないか」と相談をくださいました。

光洲産業の対応:分析・運搬・取り外しまで、1か月足らずでスキーム化

処理できる施設と、そこまで運べる業者をセットで手配

Hはまず、低濃度PCBの無害化処理に対応する処分業者へ受け入れを確認。あわせて、遠隔地の施設まで運搬できる収集運搬業者を手配しました。処理・運搬の許可証はそれぞれ確認済みです。低濃度PCBの処理には絶縁油の分析結果報告書が必須となるため、専門機関による分析・組成表もお客様経由で取得。ここまで含めて、初回の問い合わせから1か月かからずに回答・見積もり提示までこぎつけました。

重量物の取り外し作業まで込みで

コンデンサーは1台が非常に重い重量物です。見積もりは処分費・運搬費に加え、現場からの取り外し作業員代まで含めた内訳で提示。「見つかったはいいが、外して運び出すところから困る」という改修現場の実情まで、まとめて引き受けました。処理完了はマニフェストの返票で確認しています。

成果:「何でもやってくれるから助かる」

  • 処分先が限られる低濃度PCBを、法定期限に余裕を持って適正処理
  • 分析・許可確認・運搬・取り外しまで一括手配し、お客様の追加負担は分析書類の取得のみ
  • 15年来のお客様から「何でもやってくれて、助かります」の言葉

低濃度PCBは、古い建物の改修・解体が続く限り、これからも現場で見つかり続けます。そして期限は2027年3月末。「見つかってから」でも間に合ううちに、処理ルートを持つ会社とつながっておくことが、工事会社・建物所有者の双方を守ります。

担当者からのメッセージ

低濃度PCBのように処分先が限られる品目も、分析から運搬・取り外しまで含めて段取りします。古い電気設備が現場で見つかったら、銘板の写真を撮って送ってください。処理の可否と流れをご案内します。処分期限のある廃棄物こそ、早めのご相談をお願いします。(営業担当・H)

低濃度PCB・古い電気設備の処分でお困りの方へ

変圧器・コンデンサーなど製造から年数の経った電気機器には、PCBが含まれている可能性があります。処分期限(低濃度PCBは2027年3月31日)を過ぎると適正処分の道がなくなります。改修・解体の予定がある建物は、着工前の確認とご相談を。お問い合わせフォームまたはお電話にて受け付けています。

※掲載写真はすべてイメージです。